参加者の皆さんがプランニングを行うのは残り1日です。
いくつかのチームでは、昨日のプロトタイピングを通して見えた、製品・サービスを具体的に完成させたようです。本日からビジネスモデル化に入ります。哲学、コンセプトから生み出した製品・サービスを実際に収益がでるような形へする段階に入り、今までとはまた違った雰囲気になります。
デザイン思考(Design Thinking)は論理的思考(Logical
Thinking)の対立項として捉えがちですが、決してそのようなことはありません。ここからは論理的思考力も問われます。デザイン思考は、カオスな発想と論理的発想の両者を併せ持つものなのです。一度で二度おいしいですね。
なお本日は二回目のメンタリングタイムが行われました。一回目は『Day4 ~コンテストも、あと半分~』をご参照ください。
本日のメンターはコンサルタント関連の仕事をしている方を中心にお呼びし、各チームにビジネスプランのブラッシュアップを行っていただきました。参加者の皆様は明後日に迫った予選・決勝プレゼンテーションに向け、前回よりも具体性のある相談をしていました。時期に合わせ、お呼びする方も変え、二回のメンタリングを最大限に活かさせていただきました。
さて、決勝プレゼンテーションの観覧ですが、引き続き応募を受け付けております。プレゼンテーションもあさってに迫っておりますので、今一度大きく告知させていただきます。
決勝プレゼンテーションでは『移動中の経験を革新せよ』というケース課題に沿い、ノミネートされた5チームのビジネスプランのプレゼンテーションが行われます。なお、優勝は、観覧者皆様の票と審査員の方の票を総合して判断されますので、皆様の一票が今年のinnovation contestの集大成を決めるのです。
また、決勝プレゼンテーションでは『基調講演』もございます。今年は、USBメモリ開発者と知られ、日本でも数少ないイノベーターの一人である濱口秀司様をお呼びします。濱口様は本講演のため、特別にアメリカより帰国されます。濱口様はプランニングでも用いられた『Break the bias』という手法を生み出しており、本講演ではイノベーションの片鱗を見ることが出来るのでしょう。
さらに、今年は観覧者の皆様へのプレゼントも多数ご用意しております。観覧にいらした方を対象に、「the new iPad」、「電子ブックリーダkobo」、「USBメモリ&レーザーキーボード」を抽選でプレゼントします。