みなさんこんにちは。近頃いかがお過ごしでしょうか?
3日には厳しい寒波で、九州、東北、中部、北陸、関西、四国の電力会社管内の最大電力使用率が90%を上回ったニュースもあり、日本列島全体が寒くなっています。
しかし、3日が節分で4日が立春でした。「本当に春が来たのかよ」とツッコミを入れたくなってしまうぐらいの寒さで辛かったですね。
そこで、今日は節分だけに節分の豆知識と恵方巻きついて、お話をしたいと思います。
元々の節分とは、「季節を分ける」ことを意味し、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日を指します。その中でも、新年の始まりに相当する「立春」の前日にあたる節分がもっとも重要視されたため、今でも残っています。
節分と言えば、豆まきが一番有名ですよね。
「鬼は〜外、福は〜内」の掛け声で豆を投げ、家の中から鬼を追い出して福を招き入れることが目的ですが、節分行事はもともと「追難(ついな)」という宮廷で行われていた儀式が民間に伝わったという説があります。この儀式で鬼を追い払う役は「方相氏(ほうそうし)」と呼ばれ、恐ろしい面をつけて矛と盾で不吉な鬼を追い払うのです。悪霊を払う役の方相氏ですが、相手の悪霊は目に見えないため、長い年月の間に、いつの間にか、恐ろしい面の方相氏が悪霊から鬼のイメージに変わっていってしまったようです。どうやらこれが現在の節分行事の鬼のルーツのようです。
そして豆まきが終わったら、一年の厄除けを願って年の数+1の豆を食べます。地域によっては大豆ではなく、落花生のところも。私の家では、落花生の方が後で美味しく食べることができるので落花生でした。
恵方巻きの話
恵方巻きは恵方を向いて太巻きを丸かぶりするという、関西発祥の風習であります。(ちなみに、この時は一言も喋ったらダメらしいです。)無言で太巻をかぶりつく家族を見たら一瞬引きますが。
恵方とは歳徳神のいる方位で、明の方(あきのかた)ともいいます。歳徳神とは方位神の一つでその年の福徳を司る吉神。由来は諸説あるようですが、美しい姫神様であるとの認識が一般的です。見てみたいですか?姫神。
これです。
私からはノーコメントでお願いします。ちなみに、2012年の恵方は「北北西」でした。みなさんはちゃんと向いて食べましたか?私はバイト中で食べることはできませんでした。来年こそは食べたいと思います。
それでは、また次回。
参考