このブログの更新を、待ちわびていた全国1000万人のKINGファンの皆様お待たせいたしました!
今回のテーマは、KING2012の背景「なぜ今年KINGがデザイン思考を使ったコンテストをやるに至ったか」です。
この記事を見れば、KING2012の決意を感じてもらえるでしょう。
是非皆さんご覧下さい。
何故、KING2012 はデザインシンキングを用いたビジネスコンテストを行うのか。
そもそも、前提としてビジネスコンテストを取り巻く環境が変わっている。
学生起業のハードルも下がり、インターンシップも盛んで、ビジネスが学生にとって近しい存在になった今、ビジコンの在り方も考えないといけない。
KINGという団体は一週間のビジネスコンテストを過去16年間に渡り開催してきた。
KINGの強みと弱みなんていくらでも挙げることができる。しかし、ここで一つ強く主張したいKINGの強みがある。
それは一週間というスパンの短さだ。
正直、ビジネスプランを作るのに一週間という期間は短いように思われるかもしれない。
しかし、一週間というスパンでビジネスコンテストを行うことで、コンテストが参加者に与える価値は、予め準備したプランを持ち込むタイプのビジコンよりもインパクトが大きい。
わずか一週間であるが、その一週間ひたすらビジネスプランを考えるのだ。他のいかなることも脳内から追いやってだ。
ほとんどの学生にとって一週間ひたすらビジネスのことだけを考えることなどないであろう。
そこにKINGのビジコンとしての価値のインパクトがある。
短い故に、彼の彼女の、人生におけるインパクトはデカイ。
コンテストを終えたとき、参加者はビジネスという思考を脳内で活性化させるためのカギを手に入れているのだ。
KINGというビジコンは本来的に、教育プログラム的な側面が強い。
従来のKINGをはじめとして、ほとんどのビジコンは概して、Marketing2.0の時代の手法を前提としている。
(marketing2.0=顧客中心のマーケティング。ユーザーと『人』として捉えず、『顧客』としてとらえている。)
しかし、今後の日本を支えていく人材である学生が、ビジネスコンテストにわざわざコストを払って参加することを考えた時、そこで得ること・学ぶこと・試すことが、いまや『どこでも、いつでも』思考して、実践できるビジネスの方法でいいのだろうか。
もちろん良いわけがない。
せっかく、コストを払ってビジコンに参加するのだ。
大学だとか、インターンだとか、ほかで安易に手に入る経験であってはならない。
KING2012は、今後の日本に必要なコトはなにか、今の学生に必要なコトはなにか、研究し、考え、この度の『デザイン思考を用いたイノベーションコンテスト』を行うことを決意した。
デザイン思考は短期間イノベーションの手法だ。KINGの枠にもぴったりでもある。
新規性とインパクトを兼ね備えたKING2012で、学び、実践するデザイン思考。そして体感するイノベ―ション。それらは決して他では得られるものでない。
コンテストを終えた彼ら、彼女らは、日本を変えるためのカギが頭の中に宿り、頭や足、体中のすべての器官がイノベーションを創造しに駆動する。
この夏が、君らのキャリアのはじまりとなる。